風呂の主な汚れとは?
お風呂場は湿気が多く汚れが発生しやすい場所です。
カビや水垢が気になっている人も多いかもしれませんが、意外と他にも様々な汚れが溜まっている場所なのです。
・水垢
・カビ
・石鹸カス
・人の垢
・皮脂汚れ
体を洗う場所なので、人の垢や石鹸カス、皮脂汚れなどもかなり溜まっている場所なんですね。
中でも健康に影響を及ぼすこともあるカビについて今回はお話ししたいと思います。
汚れが溜まりやすい場所とは?
▶︎エプロン
浴槽の外側についているパネルである「エプロン」と呼ばれる場所と
浴槽の外側は最もカビが繁殖しているところです。
型によって異なりますが、基本的には手をかけて持ち上げ、手前に引くと取り外しができるようになっています。
カビ菌は湿気と20-35度程度の温度で繁殖しやすく、人の垢や汚れなどを栄養に増殖します。
▶︎天井
また、浴室のカビと言えば見逃せないのが天井のカビです。
浴室の天井というのは立ち上る湯気によって湿っており、
カビが繁殖するのに絶好のポイントとなっている場合もよくあります。
しかも、天井のカビというのはあまり注意深く見ることも少なく、気づきにくいというのがまた厄介なポイント。
この天井のカビが原因で、「お風呂に入ると頭が痛くなったり咳が出る…」という症状が出てしまう方もいます。
しかし、天井のお掃除というのはまた大仕事になってしまうのも事実ですよね。
油断出来ない!カビが人体に与える影響
では、浴室によく発生するカビは一体どんな健康被害をもたらすのか?
カビの胞子は常に空気中に漂っていますが、壁などで増殖して漂う胞子の量が増えると、
感染症、アレルギー、中毒などを引き起こす恐れがあり、注意が必要です。
カビによる健康被害として挙げられる代表的なものはアレルギー症状です。
アレルギーと一口に言ってもその症状は様々ですが、例えば喘息や鼻水などは典型的な症例と言えるでしょう。
花粉などのアレルギーでも同じような症状が現れますよね。
また、その他にも胃腸炎や結膜炎などの原因になる場合もあります。
こうした症状は目には見えない細かいカビの胞子や排泄物などが原因になって引き起こされるものです。
カビはただ床や壁にへばりついているだけではなく、
こうした人体にとって有害な物質を排出してしまうので困りものです。
浴室のカビが原因で水虫に!?
黒カビなどのカビ類がもたらす健康被害は体の内側だけではありません。
私たちにとって身近で厄介な病気である水虫もそうです。
水虫というのは真菌症と言って、カビが原因の病気の一つです。
そのため、浴室で繁殖したカビが足の裏の皮膚から入り込み、水虫になってしまうことも…。
水虫は痒くて辛いだけではなく、足ふきマットなどを介して他の家族にも広まってしまうのが非常に厄介です。
カビの種類と発生する仕組み
カビの種類は非常に多いのですが、私たちの身の周りでよく見かけるのは、黒い色をしたクロカビやススカビ、
青っぽい色をしたアオカビ、黄土色をしたコウジカビなどです。
発生する仕組みは、とてもシンプルなものです。
目には見えませんが、空気中には常にカビの胞子が浮遊しています。
温度が5~35℃であれば、カビの胞子は壁などに付着して栄養を吸収し、
空気中の水分を利用して増えていくのです。
カビは、住宅に使用されている建材のほぼすべてを栄養にすることができるといわれ、
ホコリなどの汚れがあればさらに育ちやすくなるとされています。
浴室のカビ取りはけっこう時間がかかるというのが現実…。
カビの発生範囲が広範囲だったり、自分で対処しにくい場所だったりした場合は、
ハウスクリーニング業者に依頼するとよいでしょう。
TN-ONEのハウスクリーニングなら、壁や床はもちろんのこと、
窓や鏡や換気扇などの細かい部分も的確な作業でカビや汚れを除去します!